こんにちは、相厚エステートの添田です。
ハウスメーカーで住宅を建築したいと検討されている多くのお客様が最初に足を運ぶのは住宅展示場ではないでしょうか。
住宅展示場に集まるのはお客様だけではなく、多数の不動産業者が土地の情報を持ち込むため未公開物件も多数ございます。
今回は住宅展示場で良い土地情報を貰うためのテクニックをご紹介させていただきます。
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入口に設置されている掲示板をチェックしましょう
各ハウスメーカーの展示場入口に掲示板やメッセージボードが設置されているのをご存知でしょうか?そこにはイベント情報や土地情報が掲載されております。
不動産業者から持ち込まれた土地情報の中からハウスメーカーがイチ押しの物件情報を掲示板に掲載するのでハズレ物件はないと思って大丈夫でしょう。
しかし、情報を貰う時に気を付けていただきたいのですが、建てる予定のないハウスメーカーから情報を貰ってしまうとその土地を購入するイコールそこのハウスメーカーで建てなきゃいけない雰囲気になってしまうので危険です。
不動産業者の持ち込み情報は一か所だけではなく他のハウスメーカーにも同じ情報が流れている可能性が高いため、掲示板を出しているところではなく建てたいハウスメーカーの営業さんに確認していただいた方が安全です。
ハウスメーカーの建築条件付き売地をチェックしましょう
不動産業者の持ち込み情報とは別にハウスメーカーが自ら売主となって販売している土地があります。
「○○ハウスの建築条件付き」という販売方法をしている土地で、名前の通りそのメーカーで建てる事を条件として分譲している土地のことを言います。
建築条件付き売地のメリットは、売主から直接購入するので仲介業者に支払う仲介手数料が不要になります。ハウスメーカーが売主となる物件はかなり希少ですので、ご希望の条件が整っている建築条件付き売地があればオススメですね。
メリットは金銭的な事だけではありません。建築条件付きの売地は1区画だけで販売されることは稀で、一般的に5~10区画、それ以上の分譲地もあり、そのすべてが同じメーカーの建物になるため完成した時の街並みは見栄えも良いため満足度も高くなります。
※建築条件付き売地とは、土地の売買契約後一定期間内に売主が指定する建築業者と請負工事契約を結ぶことを条件にする土地売買契約のことです。万一、建築工事契約が不成立となった場合は土地売買契約は白紙解約となります。
提携している街の不動産業者を紹介してもらいましょう。
大手ハウスメーカーの場合、グループ会社に不動産部門を持っています。
- 積水ハウスなら積和不動産
- 旭化成ホームズなら旭化成不動産レジデンス
- 三井ホームなら三井のリハウス
- 住友林業なら住友林業ホームサービス
- などなど
しかし、大手ハウスメーカーは土地探しをグループ会社に依頼せず街の不動産会社と提携しているところが多いです。
理由その1 情報量の違い
単純に大手不動産業者よりも地元の不動産屋さんの方が情報量が多いからです。地域限定の物件情報はもちろんですが、近隣の建築計画や学校の評判、事件事故の情報や騒音臭気の発生状況、時間帯による道路の渋滞情報まで地元の不動産屋さんは知っています。
自社の建物を選んでいただけるお客様に問題のある土地を紹介してしまったらハウスメーカーの評判にかかわりますので、グループ会社より地元の不動産屋さんを紹介した方が安心のようです。
理由その2 強引な営業はしてきません
ハウスメーカーがお客様に紹介する不動産業者を選ぶ際に「強引な営業をする不動産業者」「即日契約をさせる業者」は避けるようにしています。
強引な営業の結果、ハウスメーカーが建築するうえで不安要素のある土地を契約してしまった場合、不動産屋はもちろんのことハウスメーカーの信用問題にもなります。
街の不動産屋さんは大手や中堅どころと違いノルマに振り回されていませんのでじっくり良い物件を紹介してもらえます。
紹介してもらう方法はいたってシンプル
ハウスメーカーて建てたいと思っていますが土地も探してもらえるんですか?
と聞いていただければお客様が探しているエリアに強い不動産屋さんを紹介してもらえます。逆にハウスメーカーの営業マンが「私が探します」みたいなことを言ってきたら親切というよりは人脈が乏しいのかもしれません。
まとめ
土地売買専門店の相厚エステートではハウスメーカーと提携し、お客様の土地探しをお手伝いさせていただいております。ハウスメーカーでの建築をご検討のお客様はお気軽にご相談ください。