こんにちは、相厚エステートの添田です。

以前は購入者(お子様)の立場から同じ内容の記事を書いたことがありますので、今回は親の立場から書かせていただきます。

前回書いた記事 住宅を買うとき親の同意は必要ですか?

住宅を購入する時8割の親御様は反対します

当社に住宅購入の相談に来られるお客様は20代後半~40代前半がほとんどです。

そのうち20代~35歳までのお客様で、半数以上は住宅を購入する時に親御さんに何らかの相談をされています。

相談された親御様にお聞きしますが、お子様が家を買うときに反対をしますか?私の経験上、相談された親御様の8割は何らかの理由で反対をされます。

いくつになっても子供は子供、というのも解りますが反対ばかりが親の役目ではありません。子供の住宅購入について正しい知識で接していただければと思います。

反対をする理由① 住宅ローンの支払いは出来るのか?

上記は昭和59年から平成28年までの住宅ローン金利の推移を現したグラフです。

昭和59年から平成7年の間に住宅を購入した親御様(2018年時点の年齢が53歳から64歳)は住宅ローン金利を4%~8%で購入されているのがわかります。

仮に3,000万円の住宅ローンを35年で組んだ時、毎月の支払いと総支払額を見てみると

借入額 金利 月々の支払 総支払額
3,000万円 8.0% 213,078円 89,492,870円
6.0% 171,056円 71,843,903円
4.0% 132,832円 55,789,617円

金利8%で3,000万円を借りた時の総支払額が8,949万円!昭和59年に住宅を購入された親御様には尊敬しかありません。

このような支払いを経験された親御様が子供の心配をするのも当然ですが、今の住宅ローン金利をご存知でしょうか?一つ例をあげて説明しますが、上記グラフの一番右に赤字で書かれている2.475%が現在の金利です。これだけでも8%と比べれば格段に低くなっていますが、実際は更に低金利になっています。

2.475%という数字は店頭公開金利と呼ばれている金利ですが、銀行間の競争があり今は0.6%前後まで下がっています。

仮に金利0.6%、借入期間35年の住宅ローンと見比べてください

借入額 金利 月々の支払 総支払額
3,000万円 0.6% 79,208円 33,267,640円
4,000万円 105,611円 44,356,854円
5,000万円 132,014円 55,446,068円

いかがでしょうか?同じ3,000万円の借り入れで総支払額は3,320万円です。今の時代3,000万円ですとハウスメーカーでの建築は出来ませんので5,000万円を借入しても5,544万円です。

一つ心配はなくなりましたでしょうか?

反対する理由② 探せばもっと良い物件が見つかる

インターネットで物件探しが当たり前になったのはここ10年くらいの話。親御様の時代は週末に入る新聞の折り込みチラシを隅から隅までチェックし、不動産屋さんに足を運んで情報を集めていたのかもしれませんが今はスマホで10分で探せる時代です。

数件の家をみて購入を決めた!と言われれば時期早々かもしれませんが、1週間もネットをチェックしていれば不動産屋さん並みの情報が揃います。数十件の家を散々見てまわり、やっと良い物件を見つけて相談をしてきたお子様の購入を反対するのは可愛そうです。

気に入った物件を親の反対で買い逃した場合、同じ不動産は2つとありませんので反対する前に一緒に物件を見てあげてください。見て頂いたほとんどの親御様はご納得して賛成派に変わります。

反対する理由③ 資金援助の相談をされた

何の相談もなく、親のお金をあてにして家を決めてきたら反対するのは当然ですよね。

ただし、家を買う時にお子様に資金を援助すると税金対策になるってご存知ですか?

親御様の資産を相続まで大切に貯金していても税金を払うだけです。お子様の住宅購入に協力して節税を考えてみてはいかがでしょうか?

節税に関する記事 住宅取得資金贈与の特例

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