【空家の売却】伊勢原市東大竹中古　成約済

売却の依頼から成約までの経緯

今回のご依頼は、所有者が高齢による痴呆症のため施設に転居し親族が成年後見人になり裁判所の許可を受け売却する案件でした。

親族の方も以前居住してはいましたが購入したときの当事者ではないため物件の状況をよく知りません。

当社にて物件の調査を行ったところ、いくつか問題が見つかりました。

1. 購入後に駐車場を築造したのですが境界を越境してしまった。
2. 隣地所有者との協議を進めている最中に所有者が亡くなってしまった。
3. 相続人である長男が痴呆症になってしまい施設に転居している。
4. 建築後に建物を増築されており建ぺい率がオーバーしていた。
5. 不適格建築物（違法建築）に該当するので住宅ローン利用者への売却は出来ない。
6. 前面道路は43条但し書道路にしていされている

他にも細かい問題はありましたが大きな問題は以上です。

境界の越境については隣地所有者を調べ、ご説明に伺ったところ快く承諾を頂けました。

売却方法ですが、全てを解体して売地で販売すれば住宅ローンの問題はクリアできますが解体費用が高額になるので現実的ではありません。

駅まで徒歩10分圏内と2世帯でも利用できる大きな建物をアピール材料に、中古住宅を現金で購入出来るお客様を探したところ1か月ほどで成約する事ができました。

物件概要  おかげさまで成約になりました。

• 本物件の建物は既存不適格建築物なので住宅ローンの利用が出来ません。

販売現地

案内図

相厚エステートではややこしい物件を含め不動産全般の売却をお手伝いしております。