こんにちは、サイト管理者の添田です。

前回「古家付き土地の購入」について記事を書きましたが、その中の建物の解体費用について説明します。

一般的には購入する不動産業者の手配で古家を解体するのですが、解体業者によって見積価格もバラバラなので相場価格を知っていると役立つかも?しれませんので記事を書いちゃいます。

事前に確認する事

  • 建物の構造(木造か鉄骨か)
  • 建物の大きさ(何坪の建物か)
  • 庭木や物置があればそれも費用が掛かります

建物面積を確認する方法

建物の構造や大きさは登記事項証明書に記載されているのですが、登記事項証明書は法務局に行かなければ取得できないのと、1通600円もかかってしまうのでもったいないですね。

しかも、築年数の古い建物は増築をしている事もあり未登記の場合は面積が異なります。費用もかけずに建物の大きさを調べるには不動産屋さんが作成している販売チラシを見るのがオススメです。

販売チラシ
販売チラシ

上記販売チラシの物件で解体費用を計算をしてみます。

  • 1F60.26㎡、2F62.28㎡ 合計122.54㎡(37.06坪)
  • 2坪の物置あり
  • トラック3台分の植栽(庭木や庭石)あり

木造建築物の解体費用の目安

  • 建物1坪当たりの解体費用は28,000円  28,000円×37坪=1,036,000円
  • 物置1坪当たりの解体費用は20,000円  20,000円×2坪=40,000円
  • 植栽トラック1台あたり22,000円    22,000円×3台=66,000円
  • そのほかに近隣に粉塵などが飛ばないように養生や足場費用等が約100,000円
  • 合計1,242,000×消費税=1,341,360円となります。

もっと簡単に解体費用を計算する方法

上記合計1,341,360円÷建物面積37坪=1坪当たり約35,000円(税込)

建物が木造の場合は坪数×35,000円で計算しておけば簡単に目安金額が確認できますのでお試しください。

建物が鉄骨造の場合は坪数×45,000円で計算してください。

鉄筋コンクリート造は坪数×55,000円~になります。

安すぎる解体業者は注意が必要です

解体費用は安いに越したことはありませんが上記金額よりも極端に安い場合は不法投棄をしている恐れがあるのでご注意ください。確認方法はマニュフェスト!これを発行してくれる業者かどうかを確認しましょう。

まとめ

古家の解体工事費用は一般的には不動産を購入する側(買主負担)となる売買が多いのですが、契約時の交渉で売主様が負担していただけることもございますので確認してみることをオススメ致します。また、不動産の購入とは関係なしに解体工事も受注しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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