こんにちは、サイト管理者の添田です。

11月も後半に入り年末ムードになってきましたね。

例年不動産の動きは12月上旬で落ち着きを見せ、中旬以降に購入される方はあまりいらっしゃいません。

そのため今の時期はどこの不動産会社も営業マンを追い込み、営業マンはお客様を追い込み

「年内契約!年内契約!」

「売れるまで帰ってくんな!買うまで返すな!」

「この成績で年を越せると思ってるの?休みなく働け!」

お客様にはとても聞かせられない罵声が数多くの不動産屋さんの社内で飛び交ってることでしょう。

売れない営業マン

話は変わり先日の出来事です。

2か月ほど前に売却の依頼を頂いている当社管理物件あるのですが、お問い合わせも少なく価格の見直しをしないと売れないかな?と考えていたのですが、今日の午前中に1件、午後に1件と同日に2件の購入申し込みをいただきました。

ずっと売れなかった物件に突然2件のお客様から購入申し込みをいただくことは珍しくない事なのですが、どちらを選ぶかは不動産屋さんによって異なるってご存知ですか?

仮に、A社という不動産業社が1,200万円で販売中の物件に2本の申し込みが入りました。

一番手、A社のお客様からの申し込みで購入希望価格は1,050万円

二番手、B社という仲介会社からの申し込みで購入希望価格は1200万円

A社に売却を依頼してくださってる売主様の立場で考えれば当然1,200万円を選びますよね。

しかし、一番手と二番手の違いは購入希望価格だけでなく、売買が成立したとき不動産会社が受け取る仲介手数料が大きく変わってきます。

一番手の場合、A社は売主と買主の両方から仲介手数料を受け取る両手取引になりA社が受け取る仲介手数料は810,000円(税込)

計算式 1,050万円×3%+6万円×消費税 を売主と買主からいただく。

二番手の場合、A社は売主から、B者は買主から仲介手数料を受け取る片手取引になりA社が受け取る仲介手数料は453,600円(税込)になります。

計算式 1,200万円×3%+6万円×消費税 を売主からいただく。

A社としては当然仲介手数料810,000を選びたいですよね。

このような場合、売り上げしか考えない不動産屋は確実に1つ目の1,050万円を選び2つ目の1,200万円は売主に報告をしません。

片手取引の1,200万円の申込書はシュレッター行きです。

このような業者には売却を任せたくはありませんよね。

まとめ

不動産購入申し込みは早いもの順!という基本ルールはありますが、2本同時に入った場合に不動産業者のさじ加減で売主様の利益を減らしてしまうというのは絶対にしてはいけません。

相厚エステートでは当社を信用して売却の依頼をしていただいた売主様の期待に応えるよう努めております。

ちなみに今回のように2本同時に申込が入ってしまった場合は、一番手の方に1,200万円まで値上げをしてもらえないかのお願いをし、無理だったときは二番手のお客様と契約をするのが正しい方法です。

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