こんにちは、相厚エステートの添田です。
今までに数多くの土地探しのお手伝いをしてきましたが、理想の土地を見つける事ができるお客様と、何件見ても良い土地に巡り合えないお客様がいらっしゃいます。
土地探しにはコツ、というか抑えておくポイントがありますので良い物件を見つけつ事が出来る人の特徴を見ていただき参考にしてください。
< このページの目次 >
良い物件を見つける事ができる人の特徴
予算が決まっている
- マイホームの購入に使える自己資金はいくらなのか
- 住宅ローンはいくら借りられるのか
- 無理のない支払いは月々いくらか
自分の収入(奥様の収入を合計した世帯年収)の中からいくらまで住宅ローンの支払いにして良いのかって難しいですよね。
ご年収や家族構成によって違いますが一般的に年収の20%から35%が安全な支払いと言われています。
土地を探すエリアが決まっている
- 通勤を考えてエリアを絞る
- 子供の通学区にエリアを絞る
- 親御様の近くに住みたい
転勤の為・子供が産まれる前に・子供が入学する前に・賃貸が手狭になったので等、マイホームを購入する目的があると自然に探すエリアも決まってきますよね。
物件の情報収集が出来ている
- SUUMOやアットホーム等で物件情報を見ている
- 不動産屋さんに資料請求している
- 実際に物件を見ている
ポータルサイトで不動産情報を見ていれば探している物件の相場価格や物件が出やすい場所・出にくい場所がわかります。
どこのポータルサイトでも検索条件の中に予算設定がありますのでお客様のご予算を選択して情報収集すると条件に合った物件が探せます。
ご夫婦・同居家族の意見が一致している
- ご夫婦の意見が合っている
- 主導権がどちらか決まっている
- 親御様など同居されるご家族も同意している
ご夫婦であっても住宅の好みが全く同じことは殆どありません。お二人の意見が合わない場合は、ご主人か奥様のどちらが主導権を握るのかを決めておく事をおすすめします。(全体の8割は奥様が主導権を握っています)
希望する建築メーカーが決まっている
- 建築メーカーの予算を理解している
- 重視すべきポイントを押さえている
性能重視、デザイン重視、予算重視、お客様は何を重視して建築メーカーを選んでいますか?
良い物件が見つかった時に即決できる
上記の準備が出来ているお客様は良い物件が出たときに迷う理由がありません。但し、契約をする前にもう一度チェックをすることをオススメします。
土地を決められない人の特徴
購入するために必要な準備が出来ていない
- 予算が決まっていない
- 探すエリアが決まっていない
- 物件の情報収集が出来ていない
- ご夫婦、同居家族との話し合いが出来ていない
- 建築メーカーが決まっていない
- 良い物件なのかが判断できない
不動産の購入には準備が必要です。良い物件を見つける人の特徴を参考にしてキチンと準備をしていただければと思います。
欠点を全否定する
- ゴミ置き場が近くにある
- ハザードマップの対象地内
- 活断層が近くにある
- 風水や方位学を気にしすぎている
- 電車の線路が近い
- 高架線が近くにある
- 騒音が気になる
- 臭いが気になる
どれも気になる欠点ですが、過剰になりすぎても本来のマイホーム購入の目的から外れてしまう事もありますよね。
ゴミ置き場のある区画は他より価格が安いため予算内で注文住宅が建てられる事もあります。価格のメリットに注目し、あえて選ぶお客様もいらっしゃいますよ。
ハザードマップや活断層は命に係わる事ですが、キチンと調べると危険度が低い地域がほとんどです。活断層の詳細や浸水の深さを確認してみましょう。
風水を気にしすぎて毎日の生活に支障をきたすような間取りにしたり、方位学を気にしすぎて利便性の悪い地域を選んでしまって本当に後悔しないのでしょうか。
数年前、高架線の近くに住むと小児がんの発生率が高くなるという記事がネットで出回りましたが、後に何の根拠もない話だと証明されていますからね。
高架線で気を付ける必要がある土地は、建築物の高さの制限や建築不可になっています。制限があるかどうかは、その土地の謄本を確認すると分かりますので、法務局または不動産屋さんに調べてもらうと良いですね。
まとめ
他の記事でも書いていますが、どんな不動産も100点満点の物件はありませんので、理想の条件が10個あるなら3個は諦めて70点位の物件を探すことをオススメしております。
いくら探しても良い物件が見つからないのは準備が出来ていなかったんですね。