売却のご依頼から成約までの経緯

相談者からのご依頼は「市街化調整区域の雑種地を売りたい」という内容でしたが、そのときの現地にはビニールハウスが設置されていました??

??の意味が分からないと思いますので解説します

登記簿に書かれている地目は雑種地でしたが、現況はビニールハウスが設置されていました

疑問に思ったので農地専用のホームページで調べたところ対象地は農地に指定されていました

農地というのは登記に記載されている地目ではなく現況で判断されるので農業の目的で利用していれば(ビニールハウスがあれば)農地とみなされます

農地を売買する場合は農業委員会の許可が必要になるため簡単には売却ができません

なぜこんなことになったのか?

登記を確認するといままでにA→B→Cと3回所有者が変わっていました

Aが所有していた15年前は現況と登記が雑種地でしたが、Bが購入した後にビニールハウスを設置したため現況が農地になりました

定期的に見回り視まわりを行う農業委員会がビニールハウスの存在を知り農地台帳に登録しました。

そのあとに、Bは仲介会社に依頼しCに売却してしまったのです

仲介会社は農地であることを調べずに登記に書かれている雑種地として売買を行ってしまったのです

登記をしてしまった司法書士にも問題ありですね

この売買は農地法違反になるため、本来は何かしらの罰則や指導がある取引です

黙っていればバレないのでは?

実際B-C間の売買は農業委員も把握しておらず、今更農地法違反で指導することもないという回答でしたが、Cが第三者に売却すれば確実に指導が入ります

売却した後に指導が入れば仲介会社として何かしらの責任を取らなければならないので絶対に行いません

当社が行ったこと

ビニールハウスを撤去し、15年前と同じ雑種地に戻してから売却を行いました

そのための費用は依頼者であるCが負担することになります

今からでも当時の仲介会社と司法書士に責任を追及するか検討中です

物件概要

価格  
対象地 厚木市七沢
交通 小田急小田原線「本厚木」バス32分「はつみ坂」停歩10分
土地面積 99㎡(30坪)
地目 雑種地
権利 所有権
都市計画 市街化調整区域
接道 厚木市道(幅員約4.0m)に約6.7m接道
設備 ハウス内に水栓あります・電気は契約すれば利用可
その他 建築は出来ません
現況 更地
引渡し日 即日
取引態様 専任媒介
  • 現況更地
  • 上水道と電気の利用可能です
  • 市街化調整区域のため建物の建築は出来ません

現地写真

区画図

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